INTERVIEW #01.

INTERVIEW #01.

国を跨いだ品質保証、
内部統制体制の維持・強化で
会社を支える

所   属:内部統制室
勤続年数:20年
外国語学部出身 F・K
F.Kさんの画像

Q1. 現在の仕事内容を教えてください。

内部監査チームと品質保証チームを統括し、PDCA(Plan-Do-Check-Act)サイクルを活用した内部統制の構築と運用を支援しています。
内部監査チームは、購買活動に関連する規定の遵守をモニタリングし、適切な運用が行われているかを確認します。不備がある場合は改善要請し、結果を経営層に報告します。
品質保証チームは品質保証業務に関連するルールの策定、遵守状況のモニタリング、必要に応じた改善要請を行います。
これらの活動を通じて、組織全体の品質向上と効率的な内部統制体制の維持・強化に努めています。

MY HISTORY

  • 2003年~2017年 ジャパンフード株式会社 品質保証部に配属され、輸入食品の品質保証業務に携わる。
  • 2017年~2023年 日本ハム株式会社 品質保証部に出向、グループ全体の品質保証業務に携わる。
  • 2023年~現在 ジャパンフード株式会社 内部統制室。
  • 今後の目標 適切な内部統制の推進を目指し、リスク管理強化と業務効率化で企業価値の向上に寄与します。また、従業員の意識向上と文化醸成にも注力し、組織全体で内部統制の重要性を共有します。

Q2. 印象に残った仕事を教えてください。

私が鮮明に記憶している仕事の一つは、タイでの洪水により自社工場が水没し、大手得意先への製品供給に重大な影響を及ぼす可能性があった際の対応です。この事態は、得意先への影響はもちろん、当社グループの信頼にも関わる緊急事態でした。
私たちは、代替工場の立ち上げを決定し、複数回に渡りタイへ緊急渡航しました。目的は、代替工場での製品生産が当社の品質基準を満たすことを確認し、大手得意先への供給を再開することでした。
このプロジェクトは、製品開発、生産立ち合い、得意先からの監査対応に至るまで、グループ内の様々な部署の担当者が連携し、共に取り組む必要がありました。私たちの多くは、プロジェクトが始まるまで面識がなく、異なる業務領域にいました。しかし、共通の目標を持って困難を乗り越えようとする過程で、一丸となる団結力を感じました。
最終的に、大手得意先への製品供給を継続することができ、欠品リスクを回避しました。異なる部署のメンバーが危機に際して一つになり、それぞれの専門知識と力を結集させ、厳しい状況下で素早く決断し、行動することで、想像以上の結果を出せることを実感しました。
この経験から、単なる業務を超えて、深い感銘と学びを得ました。これは私の職歴における重要な瞬間となり、将来に向けた大きな勇気を与えてくれました。

Q3. 学生へメッセージ/アドバイスをお願いします。

皆さん、新たな旅立ちに際し、自己信頼と学び続ける心を持ってください。
社会は挑戦を求め、あなたの情熱を歓迎します。失敗を恐れず、経験から学び、成長していく勇気を持ち続けましょう。夢に向かって、一歩一歩確実に進んでください。未来はあなたの手の中にあります。

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