韓国への販売拡大に向けた、
根気強い提案・交渉と
得られたやりがい
輸出開発課
Q1. 現在の仕事内容を教えてください。
輸出開発課は日本の食品を海外へ販売する仕事をしています。仕入れから販売・輸送までのすべて担っており、仕入れ先・販売先との交渉、物流の調整、通関書類の準備など、基本業務は多岐に渡ります。また、新規のお客様を探すための海外市場の調査・販売戦略の立案・展示会への出展など、マーケティング関連の業務もあります。私は和牛と加工品の輸出を担当しております。日本ハムグループの海外拠点の担当者や、海外のお客様と日々電話やオンライン上で商談をしています。また、多くのお客様と密にコミュニケーションを取る必要があるので、担当の国へ出張し、直接現地でお客様と商談をすることもあります。
MY HISTORY
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2021年4月
入社 海外食品部輸出開発課 配属 (なんとコロナ禍での就活)
輸出の事業を志望して入社したため、希望通りの配属で安心! - 2021年5月 初めての仕事。わからないことだらけだけど、野心をもって頑張る!
- 2022年6月 初めての海外出張。初めて韓国に来たけど町並みは日本とほぼ同じなのに言語が違ってパニック!
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2023年4月〜現在
主な担当商材は和牛と加工品
国はEU・アメリカ・シンガポール・韓国・フィリピン・ベトナム・タイ。とっても忙しい毎日です! -
今後の目標
どの国に行っても通用する営業マンになりたいです。
そして、最高の日本食の海外販売チームを作りたいです。
Q2. 印象に残った仕事を教えてください。
韓国向けの新規取引案件において、一定の成果を上げたことです。2021年4月に新卒で入社し、輸出開発課に配属され初めて担当した国は韓国でした。当時、韓国のお客様との既存の取引がありました。しかし、生意気だった私は先人の仕事を受け継ぐだけではなく、何か自分が起点となって新しいことを始めたいという思いがありました。ちょうど社内でも、支店がある韓国国内の販売を伸ばすための新しい取り組みが始まろうとしていました。
その取り組みの中で、日本ハムグループの様々な商品を提案しました。既存商売に関わる業務と並行して、新規商材の提案を行うのは当時の私にとってはややハードな取り組みでした。また、最初は商品に関する知識や提案方法がよく分からず、いくつ提案してもなかなかお客様には響かないという状況が続きました。
しかし、諦めずに現地に市場調査へ行き可能性のある商品を模索し、お客様や韓国支店メンバーとのコミュニケーションからヒントを得ることで、徐々に商品の提案が説得力のあるものになっていきました。
その活動を続けるうちに、ようやく韓国最大手の会社と繋がる機会が生まれ、根気強く提案・交渉を続けることで、成約を結ぶことができました。提案から実際に韓国の店舗で私の商品が見られるまで、約2年を要しました。
この経験を通じて、商品の提案やお客様との関係構築、そして何より「物を買ってもらう」ということの難しさとやりがいを感じました。
Q3.
学生へメッセージ/アドバイスをお願いします。
ワーカホリックという言葉がありますが、仕事は中毒になれるほど楽ではありません。しかし、仕事は楽しめるものだと私は思います。学生の皆さんも日々楽しいことを見つけたり作ったりしていると思いますが、同じ様に社会人になっても仕事の中で楽しいことは作れます。苦しいこともありますが、一人ではないです。是非、一緒に社会人を楽しみましょう。